2009年 11月 27日
M様邸のリフォーム~お茶室編①~ |
和室6帖を
↓
お茶室4.5帖+水屋にする工事が進行中!!
既存の和室はこのようになっていました。
☆お客さまのご要望☆
・趣味の茶道(裏千家)を自宅で行うために、和室をお茶室へ改装したい。
・私生活のための、必要な収納スペースをつくりたい。
・茶室から見える庭も、プライバシーを保ちながら和風にしたい。
・リビングにも収納棚を設け、スッキリさせたい。
これらの要望を元に、プランをつくり、工事をはじめました。
それにしても、水屋までつくるとは・・・とても本格的なお茶室になりそう!!
まずは解体。解体をはじめたところ、既存の建物では地震に弱い箇所を発見。
耐震補強を行うことになりました。
下の写真・・・柱が独立基礎であったので、布基礎にしました。
これにより、耐震壁にしても力が逃げないようになります。
火打金物で既存構造体をとめ、補強を行いました。
開口部が多く、壁補強ができない部分は天井上に台板を張り補強しました。
出隅部分は、合板で補強を行いました。
廊下側壁には、リビングと同じ杉板を張りました。床は桧の縁故板です。
正面には、ニッチ棚をつくりました。
リビング側の廊下です。こちらも杉板張り。
左奥に収納スペースがあり、その扉にも杉板を縦で張る予定です。
そしてそして・・・
水屋の棚です。この出隅には縦棒がつきます。
これをつけることで、水屋の空間がしまります!!
棚板と、腰壁がみえます。右下には水栓ができます。
ここでお茶の準備をするんですね!
洋風の建物がおおくなった時代に、木を豊富に使用した和風建物は心地が良いですね。
ただ、大工さんの手間がかかり、大工さん泣かせではあります・・・。
あと少しで完成です。楽しみですね(^^)
by daiei-1
| 2009-11-27 19:50
| リフォーム